電気脱毛は、ニードル式またはプローブ式の電気脱毛器を使用した脱毛方法です。除去する毛の毛穴に直径0.05〜0.15mm(比較:毛の直径0.02〜0.18mm)のプローブを滑り込ませ、2種類の微弱電流(直流電流と高周波電流・1ミリアンペア程度)を数秒間流します。すると直流電流の化学作用と高周波電流の作用によって、発毛組織は毛を作ることができなくなります。
電気脱毛には、主に次の3つの方法があります。
1:高周波法
高周波の加熱作用によって発毛組織を凝固させて処理する方法。高周波の出力が高い「フラッシュ法」と低い「マニュアル法」の2タイプ。長所は、フラッシュ法は1秒以下、マニュアル法は1〜3秒と、1本あたりの処理時間が短いこと。短所は、毛質によって効果が出にくい場合があること。
2:電気分解法
電気分解作用によって毛包内で水酸化ナトリウムを発生させて発毛組織を処理する方法。長所は、どんなタイプの毛も処理できること。短所は、1本あたりの処理時間は60〜80秒と長く、時間がかかること。
3:ブレンド法
電気分解と高周波、それぞれの長所を取り入れた方法。アルカリと熱の相乗効果で発毛組織を処理。長所は、1本あたりの処理時間は3〜20秒で、毛質を選ばないこと。
針に電気を流して行う脱毛処理は永久性が高いと言われていますが、施術時はかなりの痛みが伴います。ただ、医療機関で治療を行えば、麻酔を使用して痛みを軽減させることが可能な場合もあります。また一つ一つの毛穴に針を差し込んでいくため、適確な施術と熟練した技術者による施術が必要になります。