脱毛前後のセルフケアについて

レーザー脱毛での効果を高めるために、また安全性を高めるためには、ただ教科書通りに、メーカーの説明通りにやっていれば良いわけではありません。気を配り対応しなければならないことは山のようにあります。今回は特に患者さまご自身にお願いするセルフケアについて、勉強会での情報をまとめたいと思います。

セルフケアの重要性について
脱毛の施術はただ来院してレーザーを当てるだけのものではありません。ちょっとした違いが効果や安全性に大きな差を生みます。実際の施術でもきめ細かな対応が必要になりますが、同じくらい重要なのが治療前後のセルフケアです。 セルフケアをしなければ、痛みや効果に影響が出るだけでなく、安全性を確保するために状態によっては施術を行えないことさえあるのです。
基本の紫外線対策
レーザー脱毛前後の強い日焼けは禁止ということは、多くの人が知っていると思います。直前の日焼けはただ色が濃いからというだけでなく、より表面に近いところにメラニン色素が集まってきている状態なので熱傷になりやすいのです。レーザー脱毛後の日焼けは、毛穴の炎症時に刺激を与えることで毛穴部分がシミのようになって痕が残ってしまう原因になります。 特に4月から8月にかけての紫外線が強い時期には毎日の紫外線ケアを怠らないようにお願いしています。冬場でもスキーなどで雪焼けという言葉がありますが、雪は紫外線の8割を反射してしまうといいますから、紫外線には油断しないようにしましょう。
実は最も大切な保湿
レーザー脱毛の前後で最も大切と言えるのが保湿です。保湿により肌の調子を整えておくことはとても大切です。乾燥肌というのは、既にお肌のバリア機能が低下している状態ですから、肌が荒れている状態とも言えます。程度にもよりますが、このような状態ではレーザー照射による熱傷、肌トラブルを起こしやすくなります。 肌の水分、油分が不足している乾燥肌では、角質層が上手く働いていないので、脱毛後に自然と抜けていく毛が抜け切れず、埋没毛のような毛も発生しやすくなります。
脱毛後は、一時的に乾燥しやすい状態になりますので、保湿ケアは欠かせません。当院では低刺激の保湿についてアドバイスを行いながら、セルフケアをきめ細かくサポートしていきます。
その他のセルフケア
施術前に注意していただくことをしっかり守っていただくことが第一です。例えば、ラメ入りのボディクリームを使用している場合、熱傷の原因になるので使用を控えて頂きます。また、毛抜き等、毛根部分がなくなる処置は避けて頂きます。治療直後は、炎症を避けるために入浴や運動を控え、ワキの場合には制汗剤の使用を控えていただくなど、細々したルールが多々あります。 実際の施術を受けられる際には注意事項の一覧をお渡ししますので、それをしっかり守ってセルフケアを大切に考えて頂ければと思います。
(レポートまとめ:看護師T.G)
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